09年10月20日
住宅展のお知らせ
10月24日、25日 秋田県湯沢市で、秋田県内の建築家で組織している
秋田「家」倶楽部 の住宅展を行ないます。お近くの方はどうぞ来て見てください。
私は24日の午前中のみ展示会場にいます。その他の日は残念ながらいろいろ所用があって会場にいることは出来ません。

秋田「家」倶楽部 の住宅展を行ないます。お近くの方はどうぞ来て見てください。
私は24日の午前中のみ展示会場にいます。その他の日は残念ながらいろいろ所用があって会場にいることは出来ません。

09年10月03日
上清水の家 その9
上清水の家で使ったかわいいドアハンドル。イタリア オリヴァリ製で、黄色いのはもう製品がなく使えないはず。っていういか、今ホームページでみたら、どっちもなかった。


これらのドアハンドルも建て主さんが是非使いたいと自分でカタログを取り寄せて実現しました。この他にも同じメーカーのユニークなハンドルもついています。
田舎ではなかなかお目にかかれない、こだわりを持つ建て主さんです。
ところで、今ネットで検索したら、当時はオリヴァリの日本代理店があってそこを通して購入しましたが、今は見当たらないですね。なくなったのかな?
当時、ちょっとしたハプニングがありました。オーディオルームのドアは防音性を考えて既製品のドアにしようと思ってました。でもやっぱり家に合わないので、工事中に急遽既製品はやめて建具屋さんに製作してもらうことにしたのですが、だったらハンドルを同じメーカーで合わさなくてな意味がない。ということで、オリヴァリの代理店の担当者に電話しました。ところが、輸入物ですので希望のハンドルは日本にはなく、イタリアから取り寄せということになりました。
今と違って、海外から取り寄せとなると、数ヶ月もの時間がかかる時代です。とても工事期間に間に合いません。ところが、オリヴァリの担当者の方が、今丁度妻がイタリアに行ってもうすぐ帰ってくるので、持ってこさせますと言って、さらに、お代はいいです。サービスとしますと言う。なんとも粋な計らいに甚く感激したのを今でも鮮明に覚えています。
最後におまけ。
これ。3年前に物置を家の隣に増築しました。(左側)かわいらしい孫のような物置です。お隣の住宅とくらべて、随分低いのですが、これで2階建てです。

上清水の家のお施主さんとは今でも交流があって、しょっちゅう家にお邪魔してます。本当に良く家を手入れしてくださる方で、ご自分で数年ごとにペンキも塗って維持されています。家の中も見事に綺麗にされています。
設計者にとって最高の建て主さんです。
今回で上清水の家は終了です。


これらのドアハンドルも建て主さんが是非使いたいと自分でカタログを取り寄せて実現しました。この他にも同じメーカーのユニークなハンドルもついています。
田舎ではなかなかお目にかかれない、こだわりを持つ建て主さんです。
ところで、今ネットで検索したら、当時はオリヴァリの日本代理店があってそこを通して購入しましたが、今は見当たらないですね。なくなったのかな?
当時、ちょっとしたハプニングがありました。オーディオルームのドアは防音性を考えて既製品のドアにしようと思ってました。でもやっぱり家に合わないので、工事中に急遽既製品はやめて建具屋さんに製作してもらうことにしたのですが、だったらハンドルを同じメーカーで合わさなくてな意味がない。ということで、オリヴァリの代理店の担当者に電話しました。ところが、輸入物ですので希望のハンドルは日本にはなく、イタリアから取り寄せということになりました。
今と違って、海外から取り寄せとなると、数ヶ月もの時間がかかる時代です。とても工事期間に間に合いません。ところが、オリヴァリの担当者の方が、今丁度妻がイタリアに行ってもうすぐ帰ってくるので、持ってこさせますと言って、さらに、お代はいいです。サービスとしますと言う。なんとも粋な計らいに甚く感激したのを今でも鮮明に覚えています。
最後におまけ。
これ。3年前に物置を家の隣に増築しました。(左側)かわいらしい孫のような物置です。お隣の住宅とくらべて、随分低いのですが、これで2階建てです。

上清水の家のお施主さんとは今でも交流があって、しょっちゅう家にお邪魔してます。本当に良く家を手入れしてくださる方で、ご自分で数年ごとにペンキも塗って維持されています。家の中も見事に綺麗にされています。
設計者にとって最高の建て主さんです。
今回で上清水の家は終了です。
09年09月26日
上清水の家 その8
お風呂です。

水仕舞や排水、髪の毛などの処理を考えてユニットバスの下半分だけ使用しています。壁はモルタルに塗装。急勾配の天井は青森ひばです。このお風呂も24時間機械換気されています。そのせいか、この写真は竣工後9年ほど過ぎて撮っていますが、ひばにまったくカビ等見られません。もちろん家族の方の手入れの賜物でもあります。
この浴室の窓は南側を向いています。明るい日差しが入るお風呂です。
この家は普通の住宅地に建っています。敷地が約100坪と少々大きいとはいえお隣とそんなに離れているわけではありません。
でもバスコートがあるおかげで、このように外を見ながらお風呂に入ることが出来ます。このアングルでは見えませんが、青空も星も見えます。
つづいてトイレ。
あんまりトイレまで紹介する家もないと思いますが、あえて。・・見てほしいのは照明。
ガラスの手洗い器が照明になっています。完成当初はこれだけでしたが、やっぱりちょっと暗過ぎて、建て主さんが用意したのが左側の緑色した小さなランプ。

お風呂と一変して暗く、でもちょっと落ち着くトイレです。本は読めませんけど。
もう一つのブログ「ソファに座って」もどうぞご覧ください。

水仕舞や排水、髪の毛などの処理を考えてユニットバスの下半分だけ使用しています。壁はモルタルに塗装。急勾配の天井は青森ひばです。このお風呂も24時間機械換気されています。そのせいか、この写真は竣工後9年ほど過ぎて撮っていますが、ひばにまったくカビ等見られません。もちろん家族の方の手入れの賜物でもあります。
この浴室の窓は南側を向いています。明るい日差しが入るお風呂です。
この家は普通の住宅地に建っています。敷地が約100坪と少々大きいとはいえお隣とそんなに離れているわけではありません。
でもバスコートがあるおかげで、このように外を見ながらお風呂に入ることが出来ます。このアングルでは見えませんが、青空も星も見えます。
つづいてトイレ。
あんまりトイレまで紹介する家もないと思いますが、あえて。・・見てほしいのは照明。
ガラスの手洗い器が照明になっています。完成当初はこれだけでしたが、やっぱりちょっと暗過ぎて、建て主さんが用意したのが左側の緑色した小さなランプ。

お風呂と一変して暗く、でもちょっと落ち着くトイレです。本は読めませんけど。
もう一つのブログ「ソファに座って」もどうぞご覧ください。
09年09月19日
上清水の家 その7
1階に下りて、洗面所です。壁が120°ほどに折れているのは、この壁の反対側が玄関のニッチになっていて、ニッチの奥行きを確保する為です。この家では所々に斜めの線が出て来ます。階段もそうですし、キッチンの北側のカウンター、そしてこの洗面所。
斜めの線があると空間に流れが出て来ます。洗面所は小さな空間ですが、斜めの壁があることによって奥行き感が出ます。

左奥にバスコートへのドアがあります。
これがバスコート。お風呂の南側にあって、ブナの木が植えてあります。裸でここでビールを飲むことも出来ます。
斜めの線があると空間に流れが出て来ます。洗面所は小さな空間ですが、斜めの壁があることによって奥行き感が出ます。

左奥にバスコートへのドアがあります。
これがバスコート。お風呂の南側にあって、ブナの木が植えてあります。裸でここでビールを飲むことも出来ます。
09年09月05日
上清水の家 その6

LDKの続きです。南側の窓とその下のパネルヒーターを見てください。
窓は巾1間高さが1.8mあります。真ん中2つがFixで両側が引違になっています。2階の部屋の場合窓が拭けるかどうか、デザイン的にカッコ良くても窓の掃除が出来ないとのちのち困ってしまいます。
最近デザイナーズハウスっぽい住宅がもてはやされていますが、軒の出もなく掃除も出来ない窓が多く見かけられます。設計者もそうですが建て主さんもその辺しっかり考えておかないとあとで後悔することにもなりかねません。
この家のLDKは2階にあります。でもFixの窓の外側には玄関と客間の平屋の部分があって屋根はほぼフラットです。その屋根の上で窓ふきが出来るので、Fixとしました。一番奥の引違はその屋根に出る為のものです。一番手前の引違サッシの外側にはもう屋根がないので、ここは風通しと窓ふきのために引違です。全部引違だと縦框の線がうるさくスッキリしないので中2つはFixです。1間が4っで4間、7.2mの巾の開口です。北国では大きな部類でしょう。
そして、その下の白い物がパネルヒーターです。その部分の拡大です。

これも窓の下ずっと7.2mあります。実際は3.5mのが2本ですが。
これがこのLDKの暖房です。この家が建った当時はLow-Eガラスは一般的ではありませんでした。したがってペアガラスです。当地の冬の一日の最低気温は-7°程度です。この冷気が窓から襲って来ます。ペアガラスでも防ぎきれません。冷たい空気は下へと落ちて行きます。そうすると頭は暖かいけれど足下が冷たくなってしまうということになります。その冷気を暖め上昇させるために窓下の暖房は有効です。もちろんその他の壁や天井、サッシの断熱性気密性の総合力が高くないと、いくら窓下に暖房があったって意味がありません。
高断熱高気密についてさまざまな意見があり反対的な立場の設計者も多数います。でも、北国にこのようにおおらかで開放的な空間をもたらしたことは私にとって素直に喜ばしいことです。
つづく



