旧家リフォーム・土間のある家

築500年目の大改装!!

樹齢200年の梅の老木がある『中庭』と『中土間』はガラス扉を引き込む事で、開放的で一体のスペースに様変わりする.

旧家のこの屋敷は幾度と改築が重ねられ損傷も激しく、その修復も兼ねつつ住居としても使い続けるための増改築である.

屋根からは雨漏りがしていて、柱梁の木組みは新建材の壁や天井で覆われていて、一部台所の天井面に木組みが見えているのみであった.

その木組みをすべて表し、その屋根裏にあたる吹抜け部分にロフトを増床する.

工事範囲としては、中土間、内庭とのつながりだけでなく、庭に面した洋室の増築、段差のあった土間レベルの台所をバリアフリーとし改修、およびその他の水廻り部分である難工事であった.

今後、門、離れの茶室の増築、塀の改修等々を予定しており、さらに長い年月を生き続けることを願う.